パート練習の時、「もっとメトロノームやチューナーの音が大きいといいのに……」と思ったことはありませんか? このたびSEIKOから「セイコー メトロノーム&チューナー アナログメーター搭載 SMP100」が発売となりました! 一体型となったメトロノーム&チューナーがどれだけすごいのか、を検証するために埼玉県三郷市立北中学校の吹奏楽部にお邪魔しました。
実際に使ってもらったのはクラリネットパート。まずはチューニング音を針を見ながら合わせていきます。「チューナーは針式だからどのくらい音程がずれているのかわかりやすい!」 そうなんです。アナログメーターを搭載したこの機種は、自分の音に反応してくれるから音程のクセも一目瞭然です。「最初は音程がよくても音を伸ばしていると下がってきちゃう」そう、だからロングトーンって大事ですよね♪
そしてメトロノーム。いつもは振り子式のメトロノームを使ってロングトーンから始めるパート練習を、まずやってもらいました。が、なんとなくテンポ感のないロングトーンに聞こえます。そこで新しいSMP100を使ってみると……
「わー、テンポが表示されている液晶の上に、メトロノームの動きが出てくるから、振り子式よりテンポが取りやすいです」
「メトロノームの音がよく聞こえるからみんなと合わせやすい!」
次に基準音を聴きながら音を出します。
「耳で音を合わせるのムズカシー。だけど自分の音を出してもチューナーの音がよく聞こえます! どれだけ自分の音程がよくないかがわかりました」
これまでのチューナーよりも大音量で基準音が聞こえてくるので(もちろん音量調節もできます)、自分の音で基準音が聞こえなくなることはないのです。
そして顧問の中三川真弓先生にも使っていただきました! 先生がサックスでチューニングすると……
「少し離れても基準音がはっきり聞こえます。従来のものは自分の音でチューナーの音が聞こえにくかったのです。でもこれは基準音のほうが大きいので音程を合わせやすいです。しかも従来のものよりも広い音域でならせるので(C2〜C5)、低音楽器にも便利です。耳を鍛えてくれるメトロノーム&チューナーなのでパート練習にぴったりですね」