Wind-i 6号が10月25日に発売となります! 巻頭インタビューに人気作曲家の八木澤教司さんと福島弘和さんが登場! コンクールや演奏会のプログラムに名前を見ることの多いお二人が、作曲家の苦労やこれからの吹奏楽界のことなど語ってくれました。
特集は「小編成だからもっと盛り上がる! 一人ひとりが主役になれる吹奏楽」。「子どもたちがわかる指揮法伝授!〜初心者が押さえておきたい指揮、12のコツ」の二本立てです。 巻末楽譜はアンサンブル曲集を集めました。アンコンに向けて練習するもよし、今の季節にレベルアップを図るのもよし! 活用できる曲ばかりです。
もちろんパート別レベルアップ術も掲載しています。一人でもパートでもできる基礎練習を第一線で活躍中のプレイヤーさんたちに書いてもらいました。
ここではWind-i6号の内容を少しだけご紹介します。
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全日本吹奏楽コンクール、定期演奏会……様々な団体への委嘱作品で人気の作曲家 八木澤教司さんと福島弘和さん。二人は共に尚美ミュージックカレッジで教鞭を取り組んでいて、後進の育成にも積極的に携わっています。
今や世界中を飛び回るほど人気のお二人ですが、八木澤さんが作曲をしているのは、なんと自宅にいる時だけ。自宅ではほぼ睡眠を取らないそう。また日本の吹奏楽界の問題点、そしてその改善への取り組みを熱く語ってくれています。
〈特集1〉
人数が少なくても多くても楽器を演奏する人が集まれば吹奏楽はできます。大編成では大迫力の華やかなサウンドを楽しむことができますし、少人数ならば個性を大事にしながら繊細な音楽をつくり上げることができます。
そこで今回は、プロの小編成吹奏楽団の“シュピール室内合奏団”の皆さんにその面白さ、もっと上手く演奏するコツを教えてもらいました。さらに全国の中学校、高校に緊急アンケートを実施! その回答の一部を本誌に掲載しています。さらに、小編成での疑問・悩みを、シュピール室内合奏団の皆さんが回答してくれます。この回答はWind-iオンラインで公開予定です。
〈特集2〉
「今年から吹奏楽部の顧問になって指揮をしているけど、この指揮で生徒たちはちゃんと演奏できるの?」──そんな悩みを思いながら、指揮をしている顧問の先生、一般団体でも指揮を振るチャンスがある人のために、指揮法の基礎を取り上げました。
わかりやすく12個のポイントを挙げてくれたのが、ミュージカルや吹奏楽で活躍中の指揮者 柴田慎平さんです。
「返ってくる音に注意を向ける」「縦が合わない4つの原因」「指揮棒は腕の延長線上で」……など、タメになるコツを伝授してくれています。
さらに、実際に楽曲を使った解説も! 学生たちがレベルアップを図るこの季節、先生たちの指揮もレベルアップしてみませんか?
〈特集2〉
今回のパート別レベルアップ術は、基礎力を付けたい秋におすすめ。吹奏楽では同じパートでもレベルの違う人がいるのは当たり前のこと。ですが、レベル別にどんな基礎練習をすればいいのか、どのレベルに合わせるのかなど、全員が満足できる基礎練習はなかなかありません。
そこで、初級者用、中上級者用に分け、さらにパート全体でやってほしいレベルアップ術を、第一線で活躍中の演奏家の皆さんに書いてもらいました。この秋、基礎力を付ければ、来年はグレードアップしたパートになるはず!
※まとめて練習法を記しているパートもあります。
〈特集2〉
すでにアンコンの練習を始めている人、アンサンブルを楽しみたい人──吹奏楽よりも少人数でできるのがアンサンブルのいいところです。
秋はアンサンブルに取り組む人も増える季節です。そこでクラリネット奏者・指揮者として活躍中の三浦幸二さんが、アンサンブルを楽しむための基礎を執筆してくれました!
曲を吹く前にやっておくべきこと、曲を吹くときに気をつけるべきことなど、アンサンブルをやっている人にはぜひ知っておいてほしいことばかりです。
巻末楽譜にはアンサンブル楽譜を掲載しています。ぜひ仲間とアンサンブルを楽しんでください!