Wind-i mini 編集部がおすすめしたいGREAT なGEAR を紹介するコーナー「Gコレ」♪
今回は“ニューラインナップシリーズ”として全モデルを一新した総合管楽器ブランド、ジュピターの登場です!日本のみならず世界で愛されるその魅力を徹底解剖♪ オススメ機種をドドーンと紹介しちゃいます♪
ヒストリー ~世界市場に新たな潮流を作った台湾ブランドの雄!
1930年に設立された台湾の総合楽器メーカー、KHS社。高級自転車の製造も手がけていた同社が1979年、世界市場に向け立ち上げたブランドが“JUPITER”(ジュピター)です。日本でも1984年より㈱グローバルが発売を開始。吹奏楽をはじめ様々なジャンルに広がっていきました。またジュピターから巣立った技術者が新たなブランドを起こすなど、躍進著しい台湾ブランドの源流にもなっています。海外でも評価は高く、特にアメリカでは“Quantum”(カンタム)ブランドで大学のマーチングバンドに広く採用されるなど、あらゆる音楽シーンで活躍しています♪
ココがG ~抜群のコスパ!で長く使えるクオリティの高さが魅力♪
ピッコロからスーザフォンまでをフルラインナップし、ビギナー向け価格帯ながら、上位機種のディテールを積極的に取り入れることで音程や耐久性も向上。フリューゲルホルンのように、その楽器の中で一番の売れ筋となっているものも。昨年からは、より日本の市場にマッチしたモデル構成のため、ブラッシュアップされた“ニューラインナップシリーズ”として好評を得ています。また台湾から輸入されたジュピター製品は、すべて㈱グローバル・サービスセンターにて検品のうえ出荷されており、日本市場の厳しい目に叶うクオリティがGです!
Eメカニズム
軽やかな吹奏感と明るい響きで、初めてでも鳴らしやすい♪ Eメカニズム付で第3オクターブのEも出しやすく、銀メッキ仕上げが美しいスタンダードモデルです。
ワンタッチエンドピンシステムで高さ調整もラクラク
フルートアンサンブルが特に盛んで特殊管のニーズも多い日本からの要望を受け、コントラバスフルートも作られています!フルート族がフルラインナップで揃うメーカーは大変貴重。音程が取りやすく、高品質でありながら価格が抑えられているのも嬉しいところです♪
管体のテーパー形状やU 字管の角度などを細かく見直すことで、音程の正確さ、レスポンスの良さが際立ちました。初心者でも高音から低音まで鳴らしやすい楽器です!
テナーサックスにおいて最も重要なネックに上位機種と同じ設計を取り入れ、音色、吹奏感ともに価格帯以上のポテンシャルを秘めた意欲的なモデル!入門機種としてこれ以上ないスペックを誇ります。
操作性の良い内バネ式ピストン、腐食に強いゴールドブラスのマウスパイプ、息の流れがスムースなリバース式第3抜差管など、ビギナー向けとは思えないこだわりのディテール満載です!
内バネ式ピストン(左)/リバース式第3抜差管(右)
数あるフリューゲルホルンの中で最も売れているのがジュピター!第3スライドオートトリガーを標準装備し、その正確な音程と豊かな音色はプロにも認められています。