Wind-i mini 編集部がおすすめしたいGREAT なGEAR を紹介するコーナー「Gコレ」♪
今回はホルンの代表的なブランド「アレキサンダー」。創業一家によって受け継がれてきた伝統が息づく音色は、世界の奏者を魅了し続けています。吹奏楽向けおすすめモデルもピックアップ♪
ヒストリー ~創業家によって引き継がれてきた伝統
1782年、ドイツ・マインツで創業以来、アレキサンダー一家によって引き継がれ現在7代目。当初は木管楽器も製造していましたが、現在はホルンをはじめとする金管に特化し、マインツ中央駅近くに店舗も構えています。
2011年4月には、より高品質な楽器製造環境を求めてマインツ郊外に新工房をオープン。環境面に配慮した最先端の設備を導入しながらも、伝統的な工具やジグを使用し、変わらぬマイスターの職人技をいかしています。
ココがG ~「アレキサンダートーン」がすべてを物語る
代表的なモデルであるフルダブルホルン103が発表されたのが1909年のこと。以来、103は100年以上にわたりベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ホルンセクションをはじめ、世界中のプロ奏者に愛されています。「アレキサンダートーン」と呼ばれる輝かしい音色、多彩な表現を可能にする柔軟性、そしてホールの最後部まで響き渡る遠達性はまさにG! ホルンと言えばアレキサンダーと言われる、誰もが憧れるブランドです。
アレキサンダーといえば103。独自のロータリー形状で特許を取得した歴史的モデルで、「アレキサンダートーン」と称される音色は世界中で愛されています。
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アレキサンダーの普及モデル。上位機種1103と基本設計を共有し、長めのリードパイプ、緩やかな巻きが心地よい吹奏感を実現。中高の吹奏楽部生にもおすすめです♪
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2016年3月に発売されたアレキサンダー社最新モデルのF/B♭/High Fフルトリプルホルン。従来モデル301MBLのライトウェイトモデル。
従来モデルの持つアレキサンダー特有の輝かしく豊かな音色、響きはそのままに、各部パーツ(ロータリーバルブ、ベルリング、バルブキャップ等々)を徹底的に軽量化することで実用性を兼ね備えたトリプルホルンです。
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