吹奏楽マガジン Wind-i 9号発売！

Wind-i 9号 CONTENTS

Wind-i 9号が4月25日に発売となります！巻頭インタビューには東京佼成ウインドオーケストラ　トロンボーン奏者として活躍中の今村岳志さんにご登場いただきました。
第1特集では、「基礎合奏がカギ！　合奏能力を引き出す」と題し、基礎合奏の疑問を第一線で活躍している皆さまに教えてもらいました。第2特集は今年の「全日本吹奏楽コンクール課題曲を徹底攻略」です。動画配信などで人気沸騰中のWISH Wind Orchestraの音楽監督甲斐誠氏に解説していただきました。
今回の「パート別レベルアップ術」は「初めての先生も！不安な先生も！」をテーマに、“指導者のための楽器講座”を掲載しました。
今号も吹奏楽にホンキで取り組む皆さんに役立つ情報満載です！

特集1
基礎合奏で合奏能力を引き出す！

みなさんの学校や団体では“基礎合奏”をやっていますか？
“基礎合奏”と聞くとなんだか堅い感じを受けますが、実はバンド全体の能力を引き出し、グレードアップするには欠かせない練習です。合奏前に少し時間をとって、バンドが一体となってハーモニーを作る練習をしたり、縦を合わせる練習をすることは、曲を作っていく上でも大事な要素となります。生徒や団員さんたちが合わせ方の知識を知っておけば、曲作りもスムーズにいくはずです。
しかし、基礎合奏が大事とは理解していても、特に子どもたちにその重要性を教え、モチベーションを上げるのは難しいこともあるでしょう。また具体的にどんな内容をやればバンドの個性を引き出せるのか、わからない指導者も多いのではないでしょうか。
そこで今回の特集では、“基礎合奏”の重要性、合奏する前に必要なチューニングのこと、そして実際に全国で使われている「JBCバンドスタディ」を具体例に、どうすれば上達につながる基礎合奏ができるのかを取り上げます。

・気になる！　みんなどんなことやってる?
・基礎合奏はなぜ必要?　樫野哲也
・チューニングの極意　三浦幸二
・これだけはやっておきたいこと　水口透
・私たちこんなことで悩んでいます

特集2全日本吹奏楽コンクール課題曲

特集2
2017年度全日本吹奏楽コンクール
課題曲を徹底攻略

新年度の部活が始まると、すぐにコンクールの季節がやってきます。もちろんコンクールだけが吹奏楽のすべてではありませんが、せっかく出るなら質の高い練習を積んでランクアップし、より音楽を楽しめるようになりたいですよね。そこで、このコーナーでは、YouTubeの課題曲演奏動画で大きな反響を呼んでいる新進気鋭のプロ奏者が集結した吹奏楽団「WISHWindOrchestra」の皆さまにご協力いただき、課題曲5曲のポイントを教えてもらいました。注意すべきポイントをしっかり押さえて、いい演奏を目指して練習していきましょう！
取材協力:WISH Wind Orchestra

・課題曲I『スケルツァンド』江原大介作曲
・課題曲II『マーチ・シャイニング・ロード』木内涼作曲
・課題曲III『インテルメッツォ』保科洋作曲
・課題曲IV『マーチ「春風の通り道」』西山和宏作曲
・課題曲V『メタモルフォーゼ~吹奏楽のために~』川合清裕作曲(高校・大学・一般・職場の部のみ)

今村岳志

《Pick up Interview》
今村岳志

「創立から50年以上の歴史を誇り、今なお日本の吹奏楽界を牽引する「東京佼成ウインドオーケストラ」でトロンボーン奏者を務める今村岳志さん。期待される若手演奏家の一人として積極的に活動し、同世代の仲間と結成した「トワイライト・トロンボーンカルテット」も注目されている。今回はトロンボーンとの出会いや練習法、吹奏楽でのトロンボーンの役割についてなど、さまざまなお話を伺った。
協力:株式会社ビュッフェ・クランポン・ジャパン

パート別レベルアップ術