閏間健太の動画deレッスン｜第5回
Wind-i mini 37号
Wind-i miniをご覧の皆様、こんにちは！ トランペットの閏間健太です。
こちらのレッスンも残すところあと2回となりました。今回はみなさんが恐らくあまり好きではないであろう（笑）リップスラーについて扱います。 リップスラーは、ただそれだけを練習していても、音を変える方法を覚えないと上手くいかないものです。
今回は、ベンディング→指を使ったスラー→リップスラーという順番で、息や口の変化に注意しながら進めていきたいと思います。動画ではサクサク進めていますが、上手くいかないことがあったら、じっくりと時間をかけて練習してみてくださいね。
第5回レッスンテーマ：基礎練習その2 リップスラーについて
※ 下記動画内で扱う譜面をダウンロートのうえ、動画を観ながらお読みください。
閏間健太の動画deレッスン｜第5回
・ベンディング
・マウスピースのセッティングはなるべく動かさず、唇の締め具合、口の中の容積を変化させることで音程を下げます。大切なのは、アンブシュアはキープすることです。
・この時に、息の流れが滞らないように注意しましょう。
指を使ったスラー
・半音から徐々に、２音間の幅が広がっていきます。指や口の力に頼らずに、息を次の音に向けて吐き続けましょう。
・音が上がる時も下がる時も、息を流すということは変わりません。
リップスラー
・音が下がるときは息を抜くのではなく、その音を目指して息を入れましょう。
・音が上がるときはプレスや口の力ではなく、息のスピードを上げて、”鋭い息”を楽器に通します。
・このレッスンで扱っているリップスラーは僅かですが、様々なパターンを練習してみましょう。
うるまのMCノート✎
こちらのコーナーもあと2回、毎回この書き出しに時間を取られていたことを考えると、嬉しいやら寂しいやら、複雑な心境です。結局このコーナー、楽しんでいただけているのかどうなのか……誰か教えて（笑）。
先月号で書いたリサイタルが終わってからというもの、どうにも体調が優れなかったので、栄養ドリンクたちとお友達の日々を過ごしていました。（ユ○ケルさんとか、リポ○さんとか、たまに翼を生やしてみたりしました） そんなこんなで、ハードな本番もありましたがなんとか乗り切れました！ まずはリサイタル終わったその週のうちに銀座でソロ（笑）小さなお店でお客様との距離がとても近いアットホームな本番でした！ こうゆうコンサートたくさんやりたいなー(´─｀)
そして次の週はWISH！ オールアメリカンプログラムで、とにかくきつい！ 口が取れそうになりながら乗り切りました。今回トランペットは総勢8人！ 大所帯でした！ あ、そうそう、次のWISH演奏会は『マードックからの最後の手紙』とか『ラッキードラゴン第5福竜丸の記憶』などをやります。レアですよ（笑）。
でもその前に12/27にファン感謝祭！ 一緒に演奏してくれる方、お申し込みお待ちしております！
お問い合わせはこちら！▶http://wishwindorchestra.wixsite.com/wishwo/sub◀
それでは、次回もお楽しみに･:*+.＼(( °ω° ))/.:+
- 閏間健太 Kenta Uruma
- 長野県出身。長野県小諸高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。「第27回日本管打楽器コンクール」トランペット部門第4位（1位なし）。「第3回関西トランペット協会コンクール」課題曲部門第1位。これまでにトランペットを小林好夫、杉木峯夫、佐藤友紀の各氏に、室内楽を秋山鴻市、稲川榮一、板倉駿夫、古田俊博の各氏に師事。
現在、長野県小諸高等学校音楽科非常勤講師。ヒオキ楽器トランペットコース講師。WISH Wind Orchestra、BRASS BReeZe各メンバー。
INFORMATION
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