ヨーロッパの吹奏楽を語る上で、フランコ・チェザリーニ氏の音楽に触れないわけには行かないだろう。日本でも『交響詩「アルプスの詩」』『ブルー・ホライズン(青い水平線)』『ビサンティンのモザイク画』など多くの作品が広く親しまれている。そのチェザリーニ氏が満を持して初めての交響曲『アーク・エンジェルズ』を今年発表した。聖書に登場する4人の大天使を題材に取った、演奏時間30分の大曲である。
タッド・ウインド・シンフォニー第23回定期演奏会で行なわれた日本初演に合わせ緊急来日したチェザリーニ氏に、タッド・ウインド・シンフォニーの音楽監督である鈴木孝佳氏同席のもと、独占インタビューを敢行した。
(この記事は2016年10月25日に発売したWind-i vol.8 に掲載のインタビュー記事です。)
Franco Cesarini
フランコ・チェザリーニ
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