幾人の人たちがマエストロの作品を吹き、聴くことで、笑顔になったり癒されたりしたのだろうか。今、日本国内の吹奏楽団でプロ・アマ問わず、おそらく最も演奏回数の多い作曲家の一人であろうマエストロ フィリップ・スパーク。その人気の秘密は、吹奏楽、ブラスバンドの特徴を最大限に引き出すサウンド、情景がつぶさに伝わってくる音楽にあるのではないだろうか。大きな魅力を持つ作品たちは、どのように生まれてくるのであろうか、マエストロに訊いた。
(この記事は2015年4月25日に発売したWind-i vol.5 に掲載のインタビュー記事です。)
インタビュア・翻訳:榊原敬幸
取材協力:シエナ・ウインド・オーケストラ 黒沢ひろみ(ユーフォニアム奏者)
Philip Sparke
フィリップ・スパーク
Profile
※ 編集部注:このコーナーでは「ブラスバンド」とは「金管バンド」のことを指します。