2017年全日本吹奏楽コンクール自由曲人気曲
全日本吹奏楽コンクールの自由曲でどんな曲が選ばれたのか……1〜10位までを発表します!
第1位 マードックからの最後の手紙(樽屋雅徳)
第2位 梁塵秘抄~熊野古道の幻想~(福島弘和)
第3位 斐伊川に流るるクシナダ姫の涙(樽屋雅徳)
第4位 喜歌劇「メリー・ウィドウ」セレクション(F.レハール)
第5位 ミュージカル「レ・ミゼラブル」(C.M.シェンベーグルク)
第6位 富士山─北斎の版画に触発にされて─(真島俊夫)
第7位 大いなる約束の大地~チンギス・ハーン 作品72(鈴木英史)
第8位 西遊記~天竺への道(広瀬勇人)
第8位 喜歌劇「伯爵夫人マリツァ」セレクション(E.カールマン)
第10位 フィールズ・オーバーチュア(高橋宏樹)
1~10位まで7曲が邦人作品です!
コンクールのために時間や編成を考慮された作品が多いというのも一つの理由ですが、日本人作曲家に書かれた作品は、表題一つとってみても自然で音楽が理解しやすいというのも決め手の一つではないでしょうか?
第1位の『マードックからの最後の手紙』は、通常版、特別版、小編成番と3つの版があるため、大編成にも小編成にも対応しやすい楽曲です。樽屋さんの作品は、第3位に入った『斐伊川に流るるクシナダ姫の涙』のほか、『マゼランの未知なる大陸への挑戦』『民衆を導く自由の女神』『想ひ麗し浄瑠璃姫の雫』も多くの学校・団体が演奏しています。
第2位は『梁塵秘抄~熊野古道の幻想~』。日本古来の奥ゆかしさがタイトルからも窺えますね。“梁塵秘抄(りょうじんひしょう)”とは、平安時代末期に編まれた歌謡集で、後白河法皇が編者です。
作曲した福島弘和さんの吹奏楽作品はたくさんあり、今年のコンクールで選ばれた作品は好評されただけでも62曲!
『いつも風 巡り会う空』『アトラス~夢への地図~』『百年祭』『ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~』なども人気曲です。
今年のコンクールの自由曲で取り上げられた作品をリストにしていますので、来年の曲選びの参考にしてみてください!
→2017年全日本吹奏楽コンクール自由曲一覧
(上記リストは公開された情報のみを集計しています)