特に、中・高生にとっては、“感性、身体能力、テクニックを、バランスよく養っていくことが大切です。様々な練習メニューがあるかと思いますが、五感を働かせ、体感しながら練習することが、レベルアップのための秘訣になるかと思います。それを踏まえ、打楽器奏者にとって大切になる“リズム感・テンポ感”を身につけましょう。
・左右のバランスを整えながら、まずは一つひとつのリズムを抜き出して練習しましょう。リズムに言葉を入れて、歌いながら練習することも忘れずに ・長い音符のときは肩までしっかり動いていたのが、細かい音符では手首や指に意識が移り変わっていきます(脱力と弾みを意識)。また、この練習はリズム感を養うだけでなく、1つ打ち(加速・減速)、ティンパニや鍵盤楽器などの響く楽器のロールの奏法にも繋がっていきます。
1. 声のみではっきり歌う!(リズムの表情を感じて) 2. 足踏みをしながら歌う!(テンポを体で感じて) 3. 声+足踏み+演奏!(手順に注意して、感触を確かめながら)
*練習の工夫 ・表情のわかりやすい言葉をはめる ・1つのリズムを繰り返し練習してから繋げる ・①→④→②→③のように順番や拍数を変える ・足踏みを8分音符に変える、など……
利き手でないほうの手は、音量が弱くなったり、力が入ったり、思うように動かないことがありますね。利き手よりもじっくりと向き合って、意識的な練習をしましょう!(日常生活でも意識して使うと良いかもしれません)。
・手は顔のあたりではっきり叩き、 ・①~④まで、一つひとつを練習したら、①~②、③~④をそれぞれ2回ずつ繰り返しながら進行してみてください(慣れてきたら①の足、②の手、③の足、④の手を2分音符に変えて練習)。
切り替えはスムーズにできましたか? 手と足が入れ替わるだけでかなり感覚が変わりますね。フットワークよく、楽しみながら行ないましょう。コパカバーナやマンボ、あるいは校歌など……歌いながらリズムを取ることができますか? ぜひチャレンジしてみてください!
※こちらの記事は、Wind-i vol.7を一部抜粋し掲載しています。
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