こんにちは!
クラリネット奏者の千花音です!YouTubeやniconico動画で演奏動画を投稿し、演奏してみた動画ではボーカロイド、アニソン、JPOPまで幅広いジャンルをカバーさせていただいております。今回は日向坂46さんの「ドレミソラシド 」を演奏してみました!
ついにこのシーズンに突入しましたね。吹奏楽部にとっての一大イベント『吹奏楽コンクール』。もう既に終っているところもあるかと思いますが、わたしも高校の指導に行かせていただいていて、自分自身が中高生だったこの時期を思い出します。
中学、高校と6年間吹奏楽コンクールに出場していましたが、毎年地区ダメ金でした。よく強豪校だったのではないかと聞かれますが全然そんなことはありません。今ではもうなくなってしまいましたが、普門館で演奏だなんて夢の夢のまた夢のお話でした。
コンクール曲って何ヶ月もかけて何時間も何千回も練習しますよね。スコアを色分けして分析したり、パート譜もすごい書き込みの量になったり。飽きるほどその曲と向き合わなければいけないけれど、やればやるほど色んなことが見えてきて面白いんですよね。中学生なんてもう10年も前のことなのに、コンクール前の少しピリついた雰囲気や顧問の先生の言葉やレッスンなど、吹奏楽に捧げた時間ってすごく覚えているものです。
その中でも一番覚えているのが、ホール練の時にお母さん方が作ってくれた豚汁とおにぎりが美味しすぎて、誰よりも食べていたことです。クラリネットを始める前はすっごく少食だったのですが、管楽器って吹いた分お腹が空きますよね…。笑
本番前はどうしても「リードミスしちゃったらどうしよう」「失敗したらどうしよう」と不安になってしまうと思います。本番でリードミスが多くなってしまうのは、緊張してアンブシュアがいつもと変わってしまうことが原因です。とにかく本番は失敗することばかり考えてしまうと上手くいかないので、これまでやってきたことに自信を持って演奏しましょう!
吹奏楽コンクールを控えている皆さん、失敗を恐れずに、ホールいっぱいに音を響かせて、大きな音楽を。
初めてのアイドル曲カバーです!3月にけやき坂46(ひらがなけやき)から改名した日向坂46さん、とっても可愛いですよね!数年前に乃木坂46さんを好きになってから坂道グループが大好きです!
この曲名を見た時に何故“ファ”がないんだろう?と思い、歌詞を見ていると「横断歩道渡ってる時 君からドレミが聞こえたんだ」という表現がありました。横断歩道を鍵盤に見立てて、白線だけを選んでぴょんぴょん跳んで渡っている。鍵盤はミとファの間に黒鍵がないので、ファを飛ばしているんではないかなというのが分かります。誰もがやったことのある、横断歩道の白線だけを歩くということが歌に繋がるなんてとても素敵ですね!
そしてこの曲を演奏するにあたって、まずはじめに、歌詞では「ドレミドレミ~♪」となってますが、実際には音が違うので演奏してみたいと思った方はご注意ください!
この曲に限らずアップテンポのポップスを吹く時はすべてそうなのですが、とにかく発音をハッキリすることです。私も録音していて気付くのですが、自分の思っている以上にはっきり吹かないと、楽器の特性もあってモヤモヤして聞こえてしまいます。
Aメロ、Bメロでは裏拍からのフレーズが多く休符のとり方が大事になるので、リズム感UPに繋がると思います!サビでは、譜例の黄色の部分は跳ねるように躍動感をつけるようにしましょう。
こういったリズムは一つ一つ置いてしまうようになりがちですが、息の流れは止めずにずっと真っ直ぐ吐くように、大きなフレーズの中で歌いましょう♪
日向坂46 『ドレミソラシド』
秋元康のプロデュース、乃木坂46に続く坂道シリーズ第2弾として誕生した欅坂46。そのアンダーグループとして活動していたけやき坂46が2019年2月11日に日向坂46に改名、2019年3月27日にシングルデビューした。『ドレミソラシド 』は2019年7月17日にリリースされた2ndシングルで、「ドレミ」を繰り返すキャッチーな曲に合わせて軽快なダンスを披露する夏らしい作品となっている。