バスクラリネット奏者名鑑

2014-09-10

A1.: 意外にも、バスクラを日常的に吹くようになったのは音大に入ってからなんです。中学では備品にバスクラがなく、高校では部活をやっていなかったので......。大学生の時、今から20年以上前ですが、サンサーンスのファゴットソナタを演奏したのが、ソロでの初舞台です。その後2007年に久々に演奏会でやったものがライブCDとして発売されています。
A2.: B♭クラよりも、より自然なアンブシュアが求められると思います。息の柱に頼る割合の多い吹き方を普段からしていれば、特に違和感なく吹けると思います。
A3.: 単音での色気のある音、跳躍での均一性などに、より思いをはせることでしょうか。
A4.: 左手小指のキィが押しつぶされないように横置きにできる何か。僕はポストに厚みのあるものを当てて高さを確保しています。
A5.: 大きい楽器で極低音から高音までを行き来する快感！ B♭クラより早く使い切ってしまう息で、いかに長い旋律線を描けるか、の工夫。メロディをブツ切れにせず自然に歌うためには、循環呼吸は必須です！
A6.: ビュッフェ・クランポンプレスティージュ LowC
M＝バンドーレン B40 L＝ビュッフェ・クランポン純正 R＝バンドーレントラディショナル 3½

A1.: 最初に吹いたのは大学に入ってすぐの学年ブラスでした。当初衣装にロングスカートを用意したばかりだったのですが、バスクラ担当になって慌てて黒パンツを買ったのを覚えています。
A2.: 吹き方は変わりますが、気持ちは「クラリネットファミリーは皆一緒♪」
A3.: 表現の伝わり加減。奏者側がやりたいことを表現するために、B♭クラを吹く時よりも積極的にニュアンス作りをするように心掛けています。
A4.: バスクラに取り付けやすく、反応が鈍くないチューナーマイク。
A5.: 広い音域、音域ごとの音色。そしてやはり低音。
A6.: セルマー 25 II
M＝バンドーレン B40 L＝ハリソンバリトンサックス用ピンクゴールド、ウッドストーン KODAMAⅡ R＝バンドーレントラディショナル3番

A1.: 最初は大学時代にアンサンブルで始めました。その後、セレーノを通じて東京セレーノバスクラリネットアンサンブル(木炭)に誘っていただき今に至ります。
A2.: アンブシュアや音程は人によっても楽器によっても違ってくると思うし、クラリネットもバスクラも基本的な奏法や運指は一緒なので同じだと考えています。
A3.: 当たり前のことですが楽器の大きさです。大きければ、息はたくさん使うし、指の感覚も通常とは異なります。対策としてはとにかく楽器に慣れること。練習してコツをつかむことだと思います。
A4.: コンパクトなハードケース。
A5.: 聴くと癒される柔らかくて太い音。
A6.: ビュッフェ・クランポンプレスティージュ Low C
M＝バンドーレン B40 L＝ GF-System 05M R＝バンドーレントラディショナル 3番