上野耕平×住谷美帆 華のあるキャラクターで愛される若手実力者対談
サクソフォン奏者として常に先頭に立ち、自らサクソフォンの未来を切り開き牽引する須川展也氏に続いて登場するのは、進境著しい若手二人。次世代を担う男女のエースである上野耕平氏と住谷美帆さんもYAS-875EXを頼りになる相棒だと語る。
(文:中野 明/写真:土居政則/協力:ヤマハ株式会社、株式会社ヤマハミュージックジャパン)
茨城県東海村出身。東京藝術大学器楽科卒業。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門第1位・特別大賞(史上最年少)。2014年第6回アドルフ・サックス国際コンクール第2位。17年度第28回出光音楽賞、18年第9回岩谷時子賞奨励賞受賞。NHK-FM「×(かける)クラシック」の司会やテレビ「題名のない音楽会」「情熱大陸」など、メディアへの出演も多い。デビュー以来、常に新たなプログラムにも挑戦し、サクソフォンの可能性を最大限に伝えている。サックスカルテット「The Rev Saxophone Quartet」、吹奏楽「ぱんだウインドオーケストラ」のコンサートマスターとしても活躍中。最新のソロアルバムは「アドルフに告ぐⅡ」。
茨城県水戸市生まれ。5歳からピアノを習い12歳からサクソフォンを始める。2018年東京藝術大学を首席で卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、安宅賞受賞。これまでに須川展也、鶴飼奈民、大石将紀、有村純親の各氏に師事。第22回日本クラシック音楽コンクール全国大会サクソフォン部門第1位ほか受賞多数。2018年7月スロヴェニアにて開催された第9回国際サクソフォンコンクールにて女性として初めて優勝。コンクール創立以来初の快挙を成し遂げた。2018年「プロムナード」でCDデビュー。財団法人地域創造平成27・28年度公共ホール音楽活性化事業派遣アーティスト。<ルミエ・サクソフォンカルテット>ソプラノサクソフォン奏者、<ぱんだウインドオーケストラ>メンバー。
同郷で藝大の先輩・後輩で師匠二人も同じという稀有な間柄
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・師である須川氏を通じて初めて出会った875EXに感じた衝撃
・これ1本でどの時代にも行ける! 上手くなるを超えたレベルに連れて行ってくれる!!
・世界に出たい! 聴く人の耳をもっと広い世界に開かせたい!!
上野耕平
Kohei Ueno
茨城県東海村出身。8歳から吹奏楽部でサックスを始め、東京藝術大学器楽科を卒業。日本国内では早くから頭角を現し、学生時代にデビューを果たす。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において、史上最年少で第1位ならびに特別大賞を受賞。2014年には世界最高峰サックスコンクール、第6回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて第2位を受賞。2016年のB→C公演では、全曲無伴奏で挑戦し高評価を得ている。常に新たなプログラムにも挑戦し、サクソフォンの可能性を最大限に伝えている。CDデビューは2014年「アドルフに告ぐ」、2015年にはコンサートマスターを務めるぱんだウインドオーケストラのメジャーデビュー、また2017年にはThe Rev Saxophone QuartetのデビューCDをそれぞれリリース。第28回出光音楽賞受賞。現在、演奏活動のみならず「題名のない音楽会」、「報道ステーション」等メディアにも多く出演している。昭和音楽大学非常勤講師。The Rev Saxophone Quartet、ぱんだウインドオーケストラコンサートマスター。