チャーリー・パーカーに学ぶ ビバップ奏法研究
マイナーコード(Dm)へ向かう時に用いられるⅡm7♭5→Ⅴ7♭9 →Ⅰmのフレーズです。
05『Bird Of Paradise』(from「On Dial」)
『All The Things You Are』のコード進行を用いた曲です。イントロ後テーマはなく、すぐにソロが始まります。
take B、24〜26小節目(ブリッジの8〜10小節目)(1’06”)
take B、36〜37小節目 (1’30”)
take C、24〜26小節目(ブリッジの8〜10小節目)(1’06”)
【その他の曲での引用例】 メジャーのコードに解決しますが、マイナー的な(Dmに向かうような)アプローチをしています。
ex1.『Confirmation』(from「Now’s the Time」) 2コーラス目の24小節目(ブリッジの8小節目)(1’48”)
ex2.『Groovin’ High』 (from「The Complete Savoy Live Recording」) 2コーラス目(8小節目)(1’38”)
一つのフレーズをすべてのキーで練習することは技術の向上のための大きな助けとなりますが、一音一音の音色すべてが異なるサックスでは、このフレーズはこのキーのこの音域が一番だ! ということが起きてきます。次の例は他のプレイヤーも好んで使う、Key of A(in E♭) のⅡm7→Ⅴ7 →Ⅰでのフレーズです。
06『Bird Of Paradise』(from「On Dial」takeB) 6〜7小節目(0’28”)
『If I Should Lose You』(from「Charlie Parker With Strings」) 15〜16小節目(1’56”)
【Sonny Stittの場合】
『There Will Never Be Another You』(from「Sonny Stitt Plays」) 2コーラス目 19〜20小節目 (1’25”)
『Original?』 (from「Personal Appearance」) 3コーラス目 19〜20小節目 (3’45”)
【Sonny Stittの場合】
『There Will Never Be Another You』(from「Sonny Stitt Plays」) 2コーラス目 19〜20小節目 (1’25”)
『Original?』 (from「Personal Appearance」) 3コーラス目 19〜20小節目 (3’45”)
【Jackie McLeanの場合】
『I Remember You』(from「Swing,Swang,Swingin’」) 1コーラス目 21〜22小節目 ブリッジの5〜6小節目)(1’07”)
『What’s New』 (from「Swing,Swang,Swingin’」) 1コーラス目 5〜6小節目 (1’09”)