◆1.トランペット ◆3.テナートロンボーン ◆4.バストロンボーン
吹奏楽で使われるホルンには、大きく分けて、Fシングル、B♭シングル、F/B♭ダブルの3種類あります。金管楽器の中でもホルンは最も薄い金属で作られていますので、楽器を置くときには両手で持ち、置く面と水平に(表、裏はどちらでも)置くようにするのが良いでしょう。 日常の手入れは主にロータリーのオイル注しと抜き差し管のグリス塗りになります。抜き差し管を抜き、ロータリーの内部に届くように注します。頻度は、凸部と軸は毎日~週1回、ロータリー内部は週1回~月1回くらいを目安に注すようにしましょう。 楽器をしまうときは、しっかりと管の水を抜いてから、また抜き差し管は全部差し込んでしまうようにしてください。抜いたままでしまうことにより内管のグリスが乾き、どちらも抜き差し管が動かなくなる原因になります。
理想としては唇を軽く閉じて「Pu!」と息を出す形を作ります。そこにマウスピースの下の部分を唇の赤い部分と下唇の皮膚との境目あたりに当てたまま、口の形を変えずにマウスピース全体を唇に被せるように当てていきます。およそ上唇が2/3、下唇を1/3使う形になります。初心者には楽器をつける前に、このようなアンブシュアを作り、それからマウスピースだけで音を出し、音階やリップスラー、タンギングの練習をすると、楽器をつけたときにスムーズに吹くことができるようになります。
❶ 基本的な練習方法ですが、ロングトーンが初心者の基本になります。ある程度音が出るようになってきたら、リップスラーの練習を始めてください。初心者で音が変わりにくいときは一度楽器を外し、マウスピースのみで練習します。感覚がある程度つかめるようになったら、できるだけ速いスピードでスラーがかけられるように練習してください。(譜例①)
❷ もう一つ重要な練習は音階練習になります。小学生、中学生などの初心者でも、積極的に長調12種類をマスターできるようにすると良いと思います譜例②。音階がすべて吹けるようになっていると、曲中で難しいパッセージが出てきても克服しやすくなり、音程感が良くなってきます。(譜例②)
管楽器の中で唯一ベルの中に手を入れる楽器で、その手の置き方で音色や音量、音程が大きく影響を受けるので注意が必要です。
記事はWind-i 5号からの抜粋です。
4月25日発刊
1月31日発刊
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