Happy Clarinet Contest 2021 受賞者インタビュー
2020年、クラシック分野での有能な若手音楽家を応援するために「Happy Clarinet Contest」が開催されました。そして2021年、2回目となる「Happy Clarinet Contest 2021」の開催が決定。今年はプラハ芸術アカデミー教授のイルヴィン・ヴェーニシュ氏が審査員(オンライン)として参加し、一次審査を通過した5名による本選が4月3日に行なわれました。
ここでは、コロナ禍が続く厳しい状況の中、熱演を響かせてくれた同コンテスト入賞者のコメントを紹介します。
Contents
・第1位 立石春花さん
・第2位 木寺紗都さん
・第3位 大宮優和さん
・第3位 南島 旭さん
・第5位 上條里彩さん
Q1. まず応募したきっかけを教えてください。
Q2. 入賞を聞いたときの率直な感想は?
Q3. コンテストでの演奏曲目は? コンテストではどんな思いで演奏されましたか?
Q4. Happy Clarinet Contest 2021の雰囲気など、どんな印象を持たれましたか?
Q5. 今後の抱負やチャレンジしたいことをお聞かせください。
第1位
立石春花さん
![立石春花](../../../images/cl/article/happy2021_01.jpg)
A1
前回大会で2位だったので、リベンジで受けました。
A2
とにかく嬉しかったです。
A3
ガロワ=モンブラン『コンチェルトシュトゥック』
とても有名でコンクールの課題曲になったりもする曲ですが、意外にも演奏したことがなかったのでこの機会にと思い選曲しました。
2回目ということもあり落ち着いて演奏ができた気がします。クラリネットの良さが伝わればいいなと思いながら演奏しました。
A4
今回も前回と変わらずアットホームな雰囲気でした。
A5
コロナ禍でなかなか思うようにいかないこともありますが、日々の努力を忘れずにこれからもクラリネットを演奏し続けたいと思います。
千葉県出身。10歳より吹奏楽部にてクラリネットを始める。習志野市立習志野高等学校を経て2020年に国立音楽大学を首席で卒業。武岡賞受賞。現在、同大学院修士課程2年在学中。第17回日本ジュニア管打楽器コンクール金賞、文部科学大臣賞受賞。第4回K木管楽器コンクールクラリネット部門第1位。これまでにクラリネットを武田忠善、Emmanuel Neveuの各氏に師事。
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