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【特集】見直そう、基礎のキソ! 金管編〈その2〉

Wind-i mini 14号 特集

1.ユーフォニアム
2.チューバ
3.パーカッション


◆コントラバス:佐々木秀男 Hideo Sasaki

佐々木秀男さん

 

16歳の時より元N響首席奏者の中博昭氏よりコントラバスの手ほどきを受ける。1986年国立音楽大学入学、3年次に洗足学園大学に編入、最優秀の成績で卒業。フリー奏者として活動しながら、1996年東京芸術大学別科入学。'92、'94、'02年にソロコンサート、'97年にジョイントリサイタルを開催。2014年チェコの名門弦楽四重奏団であるシュターミッツクヮルテットとシューベルトのピアノ五重奏曲「鱒」を東京・福島にて演奏。大学在学中より、関西フィル、東京フィル、東響、群響、神奈川フィル、O.E. 金沢、シエナウィンドオーケストラ等、全国の主要オーケストラにて研鑚を積む。コントラバスを、中博昭、故・江口朝彦、永島義男の各氏に師事。洗足学園在学中にゲリー・カー氏の公開レッスンを受講、好評を得る。

 

■ 初めて楽器に触れる人に覚えてほしいこと

まず、楽器の置き方です。大切なコントラバスを壊されたりピンに引っ掛けた人が怪我をしたりするので、必ず椅子に立てかけるようにしてください。
弓の置き方ですが、f 字孔に差したり駒の丸い穴にスクリュー(弓元にある、毛の張り具合を回して調節できるところ)を差し込んで置いておくと、表板や駒を破損したり弓自体を折ったりしますのでやめましょう。

■ 音を出してみよう!

音の出し方です。松脂は練習前に、根元から弓先に向かってしっかり押し付けながら2 ~ 3回こすれば十分です。弓の張り方は、弓先のチップのところを「トン」と叩いて毛がブーンと鳴るくらい、しっかり張ったほうがよいでしょう。持ち方はフロッシュを包むように下から手をかぶせます。
弓が持てたら弦の上に置いて弾きます。まず背中を伸ばして足は肩幅、左右均等なバランスで立ちます。そして腕をスッと遠くに伸ばすようにして弓を置きます。弾く準備ができたら開放弦を弾いてみましょう。

■ 先輩と一緒にできる! 初心者にもやってほしい基礎練習

ある程度、体も楽器も起きてきたらメトロノームを使って開放弦を弾きますが、普通に使ってもただ弾くだけになってしまうので、「1と2と3と4と」の「と」のところでメトロノームが入るように裏打ちでやります。最初は難しいですが、まずは正しい弓の位置で開放弦をしっかりと弾いて眠っている楽器を起こしてあげてください。テンポキープができるようになります。ぜひ身につけてくださいね!

INFORMATION

以上の記事内容はWind-i 5号からの抜粋です。もっと詳しく知りたい方はWind-i 5号ページをご覧ください♪

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